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子どものお友達トラブル

1歳半を過ぎる頃の子どもを抱っこしたり遊んだりしていると、
ママは噛まれたりつねられたり引っかいたりされることが頻繁にあります。



この時期の子どもにありがちなこととはいえ、
これを友達に行なった場合にトラブルにならないかととても心配になるものです。


今までは一人で遊んでいることの多かった子どもも、
1歳半を過ぎる頃になると他のお友達に興味を持つようになり関わろうとします。


しかし、言葉も上手く話せず、自分の感情も上手くわからず、
表現することも出来ないこの頃の子どもは、友達を引っかいたり
つねったりするという行動になりがちで、結果としてトラブルとなることがあるのです。


また、この頃の子どもは自我が芽生え始め、他人が使っている物でも
すぐに興味を持ち始め自分のものにしようとします。
両手に玩具をいっぱい持っているのに、友達の玩具が欲しくなったりするのです。
この頃の子どもは欲しいという感情をそのまま行動として
友達にもぶつけるのでトラブルになったりします。


しかし、この頃の年代の子どもをもつ親はみんなが同じ悩みを抱えているので、
たとえお友達を引っかいたりしてしまっても、
きちんと親が謝れば相手の親も同じ悩みを抱えているので解ってくれる場合が多いです。
親がきちんと謝って、子どもに悪いことをしたと教えるのも一つの教育でしょう。


「うちの子はわがままだ」「将来が心配だ」と不安に思う気持ちもわかりますが、
これらの行動はずっと続くわけではないので心配は必要ありません。


この頃の子どものこう言ったお友達トラブルは
他人に興味を持ち始めた、自我が芽生え始めたという一つの成長と捕らえましょう。
時期がくれば、この感情を上手く言葉で伝えられるようになり、
上手に行動できるようになってきます。