授乳中に気をつけること
妊娠期間中はママの食べたもの、飲んだものが胎盤を通過するので、
食べ物に気を使いますが、出産後も授乳中のママは、
食べ物・飲み物に気をつけなければならない状態は続きます。
ママの食べたもの・飲んだものがおっぱいとなり、
赤ちゃんの栄養源となるのですから、当然といえば当然なのですが、
毎日気にかけて食べ物をとるというのはとても大変なことです。
特に最近はコーヒー好きな人はとても多くいます。
コーヒーは喉が渇いて飲むというよりも、
ちょっとした休憩にコーヒーを飲む習慣がついている人が多くいます。
しかし、授乳期間中にはこのコーヒーに含まれるカフェインが気になるところです。
授乳期間中はコーヒを飲んでも良いのでしょうか？
カフェインの取りすぎは赤ちゃんが眠れなくなったり、
将来赤ちゃんがイライラする子どもになるなど、様々なことが言われています。
しかし、これはカフェインの取りすぎの話であって、
常識的な量、1日に1?2杯程度であれば問題はありません。
コーヒーを飲みたければ、1日1?2杯程度を気持ち薄めに作って飲むと良いでしょう。
無理に好きなコーヒーを止めてストレスになってしまってはよくありません。
ストレスによって母乳が出なくなることもあるので、
食事に気を使いすぎてストレスを溜めないようにしましょう。
授乳中の食べ物以外の気がかりは、病気になったときの薬の影響や
インフルエンザなどの予防注射を受けて良いのだろうか？と言うことだと思います。
薬に関しては、病院で処方してもらう際には必ず授乳中であることを告げましょう。
インフルエンザの予防注射に関しては、授乳中でも接種可能です。
逆に、外出する機会が多いママは積極的に接種したほうが良いでしょう。
ママがインフルエンザにかかってしまえば、ママが辛いどころか、
子どもの世話も行なえなくなり、家族全員が大変なことになってしまいます。
そこで注意して欲しい事は、予防接種を受けてから効果が発揮できるまでに
およそ3週間は必要だということです。
インフルエンザが流行ってから受けるのでは遅いので、
接種すると決めたら早めに行ないましょう。
もう一点の注意点は、接種したからといって
必ずインフルエンザにかからないという訳ではありません。
違う型のインフルエンザに感染してしまえば発症します。
ですから、インフルエンザが流行っている時期は、予防接種をしていても、
マスクの着用と帰宅時の手洗いうがいを必ず行ないましょう。
授乳中は食べ物、薬、病気など気にかける事は多々ありますが、
ある期間だけの事なので、注意を払い、美味しい母乳を赤ちゃんにあげてください。
