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子どものしつけのポイント

子どもがある程度親の言っている事が理解できるようになってくると、
いよいよ本格的に「しつけ」を意識しても良い頃合です。
育児の悩みではこの「しつけ」に関してがとても多く、
果たして自分は正しいしつけが出来ているのだろうかと不安に思ってしまいます。



まず大事なのは普段の生活の中で、親が正しい礼儀や行動を心がけることが大事です。
子どもは解っていないようで本当によく親の行動を見ています。
そしてそれを真似ようとします。


親がきちんとお片づけをしていれば、子どももお片づけを手伝うし、
親がきちんと「こんにちは」「頂きます」をしていれば、
子どもは言葉にならなくても同じような仕草をするのです。


まずは、育児でしつけをしなければならないと悩むのではなく、
自分が正しい日常生活を送ることで子どもに自然と身につかせるようにしましょう。
子どものペースで少しずつ、日常の中の正しい行動を覚えていくでしょう。


しかし、子どもですので、どうしても間違った行動をする事は多々あります。
そんな時は、しつけとしてきちんと子どもに
良いことと悪いことを教える必要があります。
大事なことはただ「ダメ!」と言うのではなく、
何故ダメなのか、何が悪かったのかをきちんと説明することです。
親の言うことが解るようになってきた子どもは、親がただ「ダメ!」と
感情的になって怒鳴ったりしているだけだと、
きちんと聞かずに聞き流してしまいます。
ただ興奮しているだけだろうと捉えてしまうのでしょう。


感情的になって怒鳴ったりましてや叩いたりすると、
子どもも感情的になり素直に聞き入れなくなります。
反抗的になったり、逆にシクシク泣くだけで、何も耳に入ってきません。
親は感情的にならずに、何が悪かったのか、
どうしたらよいのかと言うことを丁寧にゆっくりと説明してあげましょう。


また、他人から子どもをしかられると、自分の落ち度を指摘されたと思って
感情的になってしまう場合があります。
しかし、子どもが明らかに悪いことをしたならば、
今の時代、他人の子どもをしかってくれることは有難いことと受け止めましょう。
他人からしかられても子どもはまだよく解らない事もあるので、
今何故しかられたのかを、親が子どもに丁寧に教えてあげることも必要です。


育児の悩みにしつけは付き物ですが、しつけはママだけで出来るものではありません。
ママはダメといっているのに、パパが許しているのでは
子どもはそれが良いことなのか、悪いことなのか判断がつかなくなります。
ママとパパ家族で協力してしつけを行なっていくことが必要です。


育児に悩み、しつけが体罰として行なわれることは良くありません。
子どもは叩いても理解しません。話すことで理解できるのです。
しつけは子どもと真正面から向き合い、気長に行なっていき、親が心に余裕を持つことが必要です。