赤ちゃんはどこから来たの？
子どもがある程度の年齢になってくると、様々なことに興味を持つようになり、
そして、疑問に思った事は何でもすぐに親に聞いてくるようになります。
親が簡単に答えられるような質問なら良いですが、
最も困ってしまうのが性に関する質問でしょう。
最も多いのが、赤ちゃんを見たときや、自分がお兄ちゃん、お姉ちゃんに
なることがわかったときにしてくる性に関する質問で
「赤ちゃんはどこからくるの？」と言う質問です。
子どもは単純に疑問に思って聞いているのですが、
親はこの性に関する質問に本当に困るものです。
性に関する質問に答えるには「性交」といった概念を説明しなければ、
正しく伝える事は出来ません。
以前はこう言った表現を教えるにはまだ早いとして、
子どもの頃のこう言った性に関する質問はあいまいにして誤魔化してきましたが、
今では子どもの頃から正しく教えている親も多くいます。
曖昧に誤魔化した答えでは、いつか正しい答えを知ったときに、
子どもは親に信頼されていなかったと思ってしまうでしょう。
そう思ったことで、思春期に性に関する相談事があった時に、
親には相談できなくなってしまうそうです。
ですから、たとえ幼少期であっても、子どもにわかりやすい表現で、
正しく伝えてあげることが大事です。
また、最近では子どもは、性に関する情報を友達や、
本やインターネットなど親の知らないところから得てきます。
そうすることで間違った情報や間違った認識をしないようにも、
親が正しく教えてあげることが必要なのです。
性に関する質問は幼少期の子どもに答えるにはとても難しい事ですが、
きちんと子どもと向き合って、子どもが解るように答えてあげることが、
今後の子どもの性教育にも大きく影響してきます。
上手く答えることが出来なければ、解答はすぐに出来なくとも、
調べたり誰かと相談したりして、きちんと答えてあげるようにしましょう。
