パパも育児に参加してもらおう
「子育ては母親の仕事だ」と考えられた時代もありましたが、共
働き家庭が増えている今、子育ては母親だけが行なうものではなく、
父親も積極的に子育てに参加する時代なのです。
父親の中には子育てがイメージできていない人がいます。
母親の場合は、妊娠中の10ヶ月間から母親としての意識が芽生え、
出産後も子育てにスムーズに入れるのですが、
男性の場合は自分が妊娠・出産するわけではないので、
女性よりも父親になったと自覚できるまでに時間を要するようです。
出産後もなかなか自覚が持てずに、子育てに参加できない父親が
多くなっているのも事実です。
家に帰って疲れているからといってすぐに寝てしまうようでは、
子どもにとっては、なかなか馴染みのない人、
夜遅く現れる人のような存在になってしまいます。
父親だからといって子育てに参加しない事は非常にもったいないことです。
子どもが大きくなってから、もっと接していればよかったと
後悔しても遅いのです。
父親も子育てに積極的に参加しましょう。
父親が子育てに参加するという事は、
母親の手助けと言う意味合いだけでなく、
子どもにとってもとても大事なことなのです。
子どもの普段の生活の一部に父親が存在するという事は、
子どもの成長にとっても大事なのです。
普段からちょっとした育児を行なっているだけで、
知らずと父親と子どもの間に信頼関係が出来上がっていきます。
かといって、今まで育児に参加してこなかった父親にとって、
どうやって子育てを行なったら良いのか戸惑うことがあると思います。
一緒に食事を楽しんだり、一緒にお風呂に入ったり、
着替えを手伝ったりといった些細なことで良いのです。
そうして、間違ったことをしたら、注意して教えてあげる、
そうした当たり前のことで良いのです。
そうしていることで、信頼関係が築けていけば、いざと言う時に、
子どもが頼ろうとする存在になれます。
また、母親が普段から父親のことを子どもに話していることも大切です。
子どもの生活の一部にきちんと父親がいることを認識させるのです。
父親も楽しく子育てに参加できるようになると良いですね。