逆子について知っておきましょう
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妊娠後期になると逆子であるかどうかが、出産方法に大きな影響を与えてきます。
一般的に逆子というと帝王切開を考えてしまう人も多いですが、逆子には種類があり、
場合によっては自然分娩できるものもあります。
通常妊娠後期になると赤ちゃんは頭を下にしていますが、
頭を上にしていたり横を向いていたりするのを逆子といいます。
妊娠中期までは多くの赤ちゃんが逆子であり心配する必要はありませんが、
28週を過ぎても逆子である場合は帝王切開も念頭に置いておかなければなりません。
そもそも何故逆子になってしまうのでしょうか。
その原因ははっきりしたことは解っていませんが、
子宮筋腫であったり前置胎盤である場合は逆子の場合が多いようです。
また妊娠期間中にママのお腹が冷えていると逆子になる可能性も高いので、お腹は常に暖めてあげましょう。
逆子には種類があり、帝王切開の場合と自然分娩できる場合があります。
自然分娩可能なのが単殿位(たんでんい)の場合です。
お腹の中の赤ちゃんの体勢はお尻が下になっていて足が上向きになっている状態です。
また複殿位(ふくでんい)でも自然分娩可能な場合があります。
お尻が下になっているけれども膝が曲がっている場合を複殿位と言いますが、
お尻が確実に足よりも下になっていれば自然分娩可能です。
しかし単殿位の自然分娩よりはリスクは高いそうです。
帝王切開となる逆子は膝位(しつい)と足位(そくい)の場合です。
膝位(しつい)は膝を曲げた状態でその膝が一番下に来ている体勢をとっている場合、
足位(そくい)は赤ちゃんが足を伸ばして足が下に来ている状態、
つまりお腹の中で立っている感じの状態を言います。
もし妊娠後期になっても逆子であっても対策はあります。
運動をすることで逆子が治る場合があるのです。
逆子体操というのがあるので、産婦人科医や助産師に指導してもらい、是非実践してみましょう。