夜泣きにも個性があります
育児中のママの大きな悩みの一つに赤ちゃんの夜泣きがあります。
夜泣きとは簡単に言えば、理由・原因もなく、夜中に急に泣き出してしまうことを言います。
原因がわからないため特に解決策がなく、ママを悩ませるのです。
夜泣きは早ければ生後2?3ヶ月頃から始まりますが、
一般的には6ヶ月?8ヶ月頃から始まり、1歳半くらいまで続きます。
夜泣きは皆がするように思えますが、全くない赤ちゃんもいます。
そして、夜泣きをする赤ちゃんにも、シクシク泣く子もいれば、
火がついたように大泣きする子もいます。
夜泣きをする期間も時間帯も赤ちゃんによって様々です。
では、夜泣きをする赤ちゃんと夜泣きをしない赤ちゃんに
何か違いはあるのでしょうか。
よく聞く話が、母乳育児をしていると夜泣きをするという話です。
ミルクは腹持ちが良いですが、母乳は消化が良いため、
赤ちゃんが夜中にお腹を空かせて泣き出すという理由です。
しかし、お腹が空いて泣いているならば、本来の夜泣きの定義と
原因なく泣き出すと言うのとは意味合いが違います。
母乳、ミルク、夜泣きの間には関係がないというのが現在の考えです。
また、一人っ子だと夜泣きが激しいなどといった話も
いろいろ飛び回っていますが、たまたまその子が一人っ子であったりしただけで、
根拠のないことなのです。
つまり、結論から言ってしまえば、夜泣きをする子としない子に
何ら大きな違いというのはありません。
夜泣きと一口に言っても泣き方や泣き出す時間が赤ちゃんによって
異なることからわかるように、言ってしまえばそれが赤ちゃんの個性なのです。
べビ友が夜泣きをしないと羨ましく思う事もありますが、
夜泣きは赤ちゃんがこれからの睡眠リズムを作っていく上の
一つの過程と思って、頑張って乗り切りましょう。