母乳不足を予防・緩和しよう
母乳育児を続けていくためにも、母乳不足にならないために自分で出来ることを行いましょう。
これは出産後から開始するものではなく、実は妊娠中から行うと効果的なのです。
マタニティースクールに通うとこのおっぱいケアを教えてくれるところが多いです。
まず母乳不足にならないために、妊娠中から出来るケアについてです。
目的は乳首をやわらかくして赤ちゃんが飲みやすい乳首を作ってあげること、
乳管を開かせること、乳腺を発達させることです。
これは安定期に入った20週ころから行いますが、注意事項としては
お腹が張ったらすぐに止めるという事です。
具体的には乳頭マッサージを行います。
まずはベビーオイルなどを乳頭にぬり、親指と人差し指で
乳首の根元からつかみ上下に引っ張ります。
これは自分ではなかなか難しいことなのですが、少し痛いくらいに引っ張るのです。
乳頭を挟む方向を左右に変えてまた上下に引っ張ります。
これを両方の乳首に行います。
次に産後に行うケアです。
まずは血行をよくすることで母乳のではよくなります。
湯船に長く浸かるなどで できるだけ暖めてあげると効果的です。
母乳がよく出る人は、お風呂に入っただけで、
吸われていないのに母乳が湧き出てくる人もいるのです。
次に、睡眠をよく取ることです。
母乳を作るためのホルモンは睡眠中に多く分泌されます。
その為、朝起きると胸がかなり張っている事が多いのです。
この時期のママは忙しいでしょうが、短時間でも睡眠をとることは
母乳不足解消には効果的なので、出来る限り体を休めるようにしましょう。
またストレスも母乳不足に関係してきます。
精神的ダメージは母乳量に影響を与えるので、
母乳不足の悩みがストレスとなって更に母乳不足へと繋がります。
ママがストレスを溜めないで育児を行うことが赤ちゃんにとっては一番なのです。
母乳不足は努力次第では改善することも出来るのです。
赤ちゃんのためにも出来ることは積極的に行いましょう。