産後の尾てい骨
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出産が近づいてくると骨盤の痛みや、足の付け根の痛みを訴える妊婦さんが多くいます。
これは赤ちゃんが出産に向けてだんだん下がってきて骨盤付近に来ているためです。
そして出産時には赤ちゃんが通過してくるので、骨盤に歪みが生ます。
これが改善されないまま骨盤が歪んでいると、産後の尾てい骨痛に繋がります。
骨盤の歪みにより筋肉や靭帯に負担がかかってしまっているために起こる痛みです。
実はこの産後の尾てい骨痛に悩まされている女性は多くいるのです。
ですから、尾てい骨痛を感じたら、まず一度医師に相談してみましょう。
中には何もせずに1年ほど過ごしているうちに骨盤の歪みが
改善される場合もあります。
しかし、忙しいなどの理由から放置していたことにより、
歩行に支障をきたすほど悪化するケースもあるのです。
では、産後の尾てい骨痛が起こらないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。
それは骨盤に負担をかけないということです。
具体的に言えば、産後1ヶ月程度は授乳などの育児以外はなるべく行わないということです。
とは言っても 家庭にいて、赤ちゃんの世話だけでな
く家事などでやらなければならないことは沢山あってそうはゆかない、
という方も多いでしょう。しかし、産後の1ヶ月だけと割り切って、
旦那さんなどの周囲の人に協力してもらって、骨盤を元の位置に戻してあげることを意識しましょう。
私は大丈夫と思っていても、10ヶ月間の妊娠生活、そして出産と言う大仕事は、
自分が思っている以上に体に大きなダメージを与えているのです。
無理をすることによって産後の尾てい骨痛が長引けば、
1ヶ月の安静どころではなくなってしまうこともあるのです。