産後の腰痛や関節痛
出産は3000gもある赤ちゃんがママから産まれてくるわけですから、
それは体に大きな負担をかけます。
出産時に伴う負担だけでなく、妊娠生活10ヶ月間に及んだ負担などもあり、
自分が思っている以上に体はダメージを受けています。
たとえ、産後すぐに痛みがなくても、育児や日常生活を行っていくうちに、
どんどん痛みが生じてくるケースもあります。
多くは腰や膝へ痛みが伴い、日常生活がままならなくなる人もいます。
この痛みは出産に伴う骨盤の歪みや妊娠10ヶ月の生活による
筋肉の衰えなどが原因と考えられます。
衰えた筋肉を鍛えてあげると改善する場合もあります。
産後多くの場合が、腰や膝に痛みを覚えます。
しかし、産後は生まれた赤ちゃんばかりにかまってしまい、
自分のことがおろそかになってしまい、痛みを放置してしまう場合が多いようです。
これらの痛みを放置しておくと、更に悪化し
益々赤ちゃんのお世話ができなくなるという事態を招きかねませんので、
早めの受診をお勧めします。
病院に行けるまでの期間自分で行える改善策としては、
腰痛ベルトや膝のサポーターがドラッグストアなどで
販売されているのでこれを利用しましょう。
これらの痛みは産後の骨盤の歪みからくる場合が多いので、
骨盤の位置を元に戻してあげれば痛みが改善される場合が多いです。
更に産後恥骨が痛むという人もいます。
分娩に時間がかかった人に多く、寝返りもできなくなるほどです。
この状態を恥骨離開と呼び、立ったり座ったりが難しくなります。
ここまで悪化しては育児どころではありません。
産後は多くの痛みを伴うものですが、ちょっとでも異常だと感じた場合は
放置せずに病院で診てもらいましょう。
そうして、ママが早く元気になることが赤ちゃんにとっても一番なのですから。
