意外に多い、産後の痔
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女性であるならば、痔であることを人に相談するのはなかなか恥ずかしいものです。
ですが、産後の女性の悩みで意外に多いのが痔なのです。
つまり、女性であっても痔は恥ずかしいことではないので、
産後、痔に悩んでいるようならば、先生に相談するのが一番です。
では、どうして産後に痔が多くなるのでしょうか。
これは実は産後に限ったことではなく、妊娠中から痔に悩む人が多いのです。
妊娠中は様々なものが大きくなっていく子宮に圧迫されていきますが、
肛門の静脈も同様に影響を受けるので静脈内でうっ血が起こり、内痔核が出来てしまうのです。
また、便秘に悩む妊婦さんも多くいますが、便秘からくる切痔やいぼ時、
出産時にいきむ事からくる脱肛などがあります。
このように、妊娠中や産後に痔は多くあることなのです。
いきなり出血を見て驚かないように、知識として覚えて起きましょう。
痔の対処法は何よりもお尻を清潔に保つ事です。
不潔にしていると症状が悪化し、治りも遅くなります。
痔の悩みで多いのが、お尻を拭くときに痛みを伴うといったものが多いですが、
ウォッシュレットやシャワーなどで常に清潔を保ちましょう。
そして薬を塗ります。多くの人がこの方法で乗り切っているようです。
産後の痔はどれくらいで改善するのかと言うと、殆どが1?2ヶ月で改善します。
肛門の静脈が子宮により圧迫されることも無くなりますし、
妊娠時よりも動くようになっているので、おおよそこれくらいで改善しますが、
2ヶ月以上続く、痛みや出血が酷いようであれば、
恥ずかしがらずに医師に相談しましょう。
産婦人科医に相談するようならばラキソベロン(水薬)やプルセニド（錠剤）などが
処方されますが、これらは妊娠中や授乳中でも安心して服用できるものです。
